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借金をする時は、貸主と借主の間に借用書(金銭消費貸借契約書)を交わします。
貸主が金融業者の場合、借主や連帯保証人は、印刷された契約書に署名押印します。このとき、契約内容をよく読まず、契約条件を理解せずに契約してしまうことが多いのですが、これはとても危険なことです。

知人が街金から借金することになり、知人と貸し主の街金から「形だけだから」「迷惑をかけないから」と、連帯保証人を頼まれています?
知人が借金を返済できなくなった場合、その借金を知人に代わって全額返済する覚悟がなければ、連帯保証人になってはいけません。連帯保証人になると、「形だけ」「迷惑をかけない」という約束だったということは通用しません。貸し主の街金も非情に返済を求めてきます。

知人の借金の連帯保証人を頼まれましたが、契約書を公正証書にするための委任状が必要とのこと。署名押印して渡しても問題ないですか?
借り主が借金を返さない場合、貸し主は裁判をせずに、いきなり財産の差し押さえができるという条項入りの契約書と思われます。
これを公正証書にすると、連帯保証人にも裁判なしで強制執行をかけられます。

連帯保証人のリスク、公正証書の説明をしないような金融業者にそこまでの権限まで与えるのは危険です。
絶対にサインしないことです。

知人の連帯保証人になるのですが、契約書に極度額として、借金額より高い金額が入っています。金融業者は、その知人に貸せる上限、言わば信用度を表すだけで心配はいらないと言っていますが?
これは根保証です。借主がこの金融業者から借り入れる度に、あなたが毎回署名押印しなくても、自動的にその金額の連帯保証人になるという契約です。

しかも、保証責任を負うのは契約の際の借入額ではありません。
極度額として書かれている金額まで保証しなければなりません。


法律では、業者には根保証であることの説明や、借入れごとに保証人へ通知することが義務づけられています。
このような金融業者の借金の保証人になってはだめです。

金融業者から借金するのですが、契約時に契約書のあちこちに捨て印を押すように言います。中には白紙の用紙もありました。これらに署名押印しても大丈夫ですか?
捨て印は、契約内容の訂正に使われるものです。契約書のあちこちに捨て印を押すと、勝手に契約内容を変更される可能性があります。

また、白紙に捨て印を押すと、勝手に委任状などを作られるおそれがあります。
捨て印は十分な注意が必要で、白紙の署名押印は断固拒否してください。

10社以上の消費者金融やカード会社に借金があり、毎回の借金催促に参っています。全部の借金を一本化するというサラ金のはがきが来たので、利用してみようと思いますが?
借金を一本化するというサラ金業者はかなり危険です。仮に一本化できて金利は低くなったとしても、別で手数料や紹介料を取るなどして実質は借金が増える場合があります。

借金一本化のサラ金の大半が多重債務者を食い物にする悪質業者だと思って間違いないです。

借金を一本化すれば、支払いが楽になるし、低利で借り直せば月々の返済額が減ります。でもそれは、裁判所で特定調停の手続きをしたり、弁護士、司法書士などの専門家に依頼して借金整理をしてもらったときの話です。

多重債務で、このままでは自己破産するしかありません。借金整理をしようと思いますが、どうすればいいですか?
借金整理は次の手順で考えます。
1.どこからいくら借りていくらの金利かといった自分の借金のリストを作ります。
2.金融業者と交渉して、返済額の減額や金利の引下げなどを交渉する。
(違法金利については返す必要がないので、合法金利の上限で返済額の計算をやり直します。なお、ヤミ金からの借金については元金の返済も必要ありません)
3.返済の余裕があれば、金利の高いものから返していくようにします。
4.家族、親族などからの借金は、返済を待ってもらうと良いです。

金融業者との交渉は自分でもできますが、弁護士などの専門家に頼んだ方が無難です。
また、くれぐれも悪質な整理屋には注意が必要です。

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借金も契約なので、契約の取消や無効になる場合もある。
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